居宅療養管理指導 様式3(歯科衛生士)の書き方|実地指導の記録・記入例
居宅療養管理指導では、歯科衛生士が行う実地指導の記録・情報提供に、いわゆる別紙様式3に準拠した書面を用います。この記事では、様式3の各欄の書き方を記入例つきで整理します。
⚠ 制度・算定要件・様式は改定されます。算定の可否や最新様式は、厚生労働省の通知・各自治体・審査支払機関の案内を必ずご確認ください。本記事は「書き方(実務)」の参考です。
様式3とは(様式2との違い)
- 様式2=歯科医師からの情報提供書(→様式2の書き方)
- 様式3=歯科衛生士による実地指導等の記録・情報提供
歯科医師の指示のもと、歯科衛生士が口腔清掃や口腔機能に関する実地指導を行い、その内容と今後の方針を記録・共有するのが様式3です。制度の全体像は居宅療養管理指導とはをご覧ください。
様式3に書く主な項目と書き方
1. 基本情報・担当
- 利用者氏名、担当の歯科衛生士名、訪問した日・時間など。
2. 実地指導の要点(実施した内容)
当日行った指導から該当するものを記録します。
- 口腔清掃/口腔清掃に関する指導
- 義歯の清掃/義歯清掃に関する指導
- 摂食嚥下等の口腔機能に関する指導
- 誤嚥性肺炎の予防に関する指導 など
⭕ OK:本人・介護者へ義歯清掃の手順を実演し、毎食後の清掃を依頼
3. 解決すべき課題
口腔の課題を簡潔に。
- ⭕ OK:歯垢の付着が多く自己清掃が不十分。義歯の清掃習慣が未確立
- ❌ NG:「課題あり」だけ
4. 特記事項
- 全身状態・服薬・むせの有無・ご家族や介護職員との共有事項・次回予定など。
- ⭕ OK:むせが増えているため、次回に嚥下評価を予定。介護職員へ一口量の調整を依頼
5. 口腔衛生状態の評価
- 衛生状態、歯・歯周・義歯・粘膜・乾燥などの評価を記録し、必要な補足を「特記事項」に。
記入例(イメージ)
訪問日:2026年6月13日 担当:歯科衛生士 〇〇
実地指導の要点:口腔清掃および口腔清掃に関する指導、義歯清掃に関する指導を実施。
解決すべき課題:歯垢付着が多く、自己清掃が不十分。義歯清掃の習慣が未確立。
特記事項:むせが増えており、次回訪問時に嚥下状態を再評価予定。介護職員へ一口量の調整を依頼しました。
そのまま使える文例集(コピペOK)
解決すべき課題
- 歯垢の付着が多く、自己清掃が不十分です。
- 義歯の清掃習慣が未確立で、介助が必要です。
- 口腔乾燥が強く、自浄作用の低下が見られます。
特記事項
- 次回訪問時に嚥下状態を再評価予定です。
- 介護職員・ご家族と口腔ケアの手順を共有しました。
- 歯科医師へ義歯不適合について報告済みです。
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よくあるご質問
様式3は誰が書きますか?
歯科衛生士が、歯科医師の指示のもとで行った実地指導の記録・情報提供として作成します。歯科医師が作成する様式2とは役割が分かれています。
様式3と様式2は同時に必要ですか?
役割が異なる別々の書面です。誰が・何を行ったかに応じて作成します。算定や提出の要否は最新の通知・自治体の案内をご確認ください。
様式3もスマホで作れますか?
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